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title: "導入を引っ張る推進チーム、誰をどう集めればよいのか"
description: "一人に依存する導入の危うさを乗り越え、持続可能な導入推進チームを構成する方法を扱います。"
lang: "ja"
date: "2026-03-29T15:00:00.000Z"
updated: "2026-06-28T02:37:00.000Z"
tags: ["推進チーム","ガバナンス","変化マネジメント","組織設計"]
canonical: "https://flipsson.com/ja/blog/s91P2yb4EXl3"
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# 導入を引っ張る推進チーム、誰をどう集めればよいのか

EdTechの導入が熱意ある先生一人の肩に載せられてしまうと、その人が疲れ果てたり異動したりした瞬間に、すべてが止まります。==持続可能な導入は、英雄ではなくチームがつくります。== 導入は一人のプロジェクトではなく、学校のシステムにならなければなりません。一人のノートパソコンと頭の中だけにノウハウが溜まっていけば、その人の異動がそのまま導入の終了になります。

## 推進チームに欠かせない役割

規模が小さくても、次の役割は誰かが担う必要があります。一人が二つを兼ねることはできますが、一人がすべてを担ってはいけません。

- **授業リーダー**: 実際の授業でツールを使い、教育的な価値を判断する先生です。現場感覚のない決定は、机上の空論になりがちです。
- **運用担当**: アカウント・問い合わせ・データ点検といった、**繰り返しの業務に責任を持つ人**です。華やかではありませんが、もっとも頻繁に必要になる役割です。
- **意思決定のスポンサー**: 予算と時間を確保してくれる管理職です。スポンサーがいなければ、推進チームは権限のないまま押し流されます。教頭・校長のどちらかは必ず加わるべきです。
- **生徒・保護者とのつなぎ役**: 利用者の声をチームに届ける窓口です。使う人の声がチームに届かなければ、導入は現実から離れていきます。

## チームを疲れさせずに運営する

1. **業務の分散**: 一人に仕事が集中しないよう、役割を明文化します。分担表がなければ、結局は一人がすべてを抱えることになります。
2. **定例の点検**: 月1回30分の短い会議で==問題を小さいうちに見つけ==ます。長くてまれな会議よりも、短くて頻繁な点検のほうが優れています。
3. **記録を残す**: 決定とノウハウを文書に残し、誰が抜けても続くようにします。==記録されていないノウハウ==は、その人と一緒に消えてしまいます。
4. **報酬と承認**: 推進の業務を正規の業務として認め、持ち時間数や人事に反映します。善意にだけ頼っていては、長続きしません。

> 導入が成功したかどうかは、「いちばん熱心な人がどれだけ持ちこたえるか」ではなく、「その人が抜けても回るか」で決まります。

## 引き継ぎをあらかじめ設計する

先生はいつでも異動・休職・退職で席を空ける可能性があります。その前提の上でチームを運営します。

- **二重化**: 中心となる役割は==二人が把握している==状態にして、一人が抜けても空白が生じないようにします。
- **引き継ぎ文書**: アカウント情報、業者の連絡先、運用手順を一つのフォルダにまとめます。
- **新規参加の手順**: 新しいメンバーが半日で追いつけるよう、案内文書を用意しておきます。

## 小規模校でチームをつくる方法

先生の数が少ない学校では、四つの役割をすべて埋めるのは困難です。それでも原則は同じです。規模に合わせて軽く変形すれば構いません。

- **兼任の明文化**: 一人が二つの役割を担うにしても、**何を担当しているのかをはっきりと**書き残し、責任の空白を防ぎます。
- **外部リソースの活用**: 近隣の学校や教育支援庁（韓国の地域教育行政機関）の担当者とつながり、一人で抱え込まないようにします。
- **最小限の定例化**: 大がかりな会議の代わりに、月1回の短い点検だけでも欠かさず行います。小さくても、続けることがシステムをつくります。

## まとめ

導入は個人の犠牲ではなく、==チームのシステム==として設計する必要があります。授業・運用・スポンサー・つなぎ役という四つの役割をそろえ、業務を分散し、記録を残せば、導入は一人の退場にも耐えて生き残ります。英雄に頼るのではなく、構造をつくってみてください。
