Flipssonエドテック
教科別の活用

科学探究のプロセスを残す方法、実験記録と観察をモジュールに

結果だけが書かれた実験レポートの限界を、観察と実験のプロセスをブロックとファイル提出で記録する探究モジュールに変えて、プロセスを残す方法を扱います。

科学探究のプロセスを残す方法、実験記録と観察をモジュールに のサムネイル

理科の実験が終わって集めたレポートをめくっていくと、そのほとんどが教科書の結論をそのまま書き写した一段落で終わっています。本当に知りたいのは、その生徒が実験中に何を見て、予想と食い違ったときにどう考え直したのかなのですが、そのプロセスはどこにも残っていません。探究の本当の中身は、なめらかな結果ではなく、揺れて修正しながら進んだプロセスの中にあります。 実験は毎回するのにそのプロセスが消えてしまうので、生徒も自分がどう探究したのかを振り返る材料がなく、先生も結論が正解かどうか以外に評価の根拠を手にできません。

結果だけが残る実験記録、3つの限界

プロセスが消えてしまうのには、道具と形式の理由があります。

  • 結果中心の様式: 空欄が「結論」だけを求めるので、観察や仮説の修正といったプロセスは、そもそも書く場所がありません。様式が尋ねないので、生徒も記録しません。
  • 一度きりの提出: 実験が終わった後にまとめて書くと、進行中の生々しい観察はすでに記憶の中で薄れ、結局はきれいに整えられた要約だけが残ります。
  • メディアの分断: 写真はスマートフォンに、数値はノートに、感想はまた別の文書にと散らばり、1つの記録として束ねられません。

探究を評価するには、結論を採点するのではなく、生徒がたどってきた思考の軌跡が見えなければなりません。

Flipssonで探究のプロセスをモジュールに収める方法

Nallijakuのモジュール型授業プラットフォーム Flipsson は、インストール不要でブラウザから実験の流れをそのままモジュールに収めます。ブロックエディタで探究の段階に合わせてブロックを積んでいくだけです。導入のコールアウトに探究の問いを置き、記述課題ブロックで仮説を書かせ、観察の段階ごとに画像・ファイル提出ブロックを置いて 実験写真と測定データをその場ですぐ貼り付けさせる ようにすれば、仮説・観察・解釈が1つのモジュールの中に時間順に積み上がります。各課題ブロックは文字数・必須回答・許可するファイル形式をクリックで設定できるので、観察の段階では写真の添付を必須にしておくこともできます。

ライブ授業を併せて使えば、プロセスはリアルタイムで残ります。実験が進んでいる間、提出カードで各班の観察がすぐに上がってくるので、先生は結果ではなく進行中の探究を見ながら介入できます。 予想と違う結果が出た班にはその場で1:1 DMを送り、「なぜそうなったのかもう一度見てみよう」と問いかけ、結論を教える代わりに考え直すよう導きます。意見ボードに各班が観察したことをカードとして投稿すれば約4秒で全員の画面に集まり、異なる結果を比べながら議論へとつながります。実験が終わった後はダッシュボードで誰がどの段階まで記録したかをひと目で確認し、完成した探究モジュールはライブラリに保存して次の学期の同じ単元でまた使います。

1コマの授業から

科学探究の価値は プロセスをブロックとファイル提出で残したとき に初めて、評価と復習の対象になります。仮説と観察と修正を1つのモジュールに順序どおり収めれば、結果の一行に隠れていた生徒の思考がそのまま見え、生徒自身も自分がどう探究したのかを振り返ることができます。クレジットカード登録なしで始められ、クラス10個まで無料なので、次の実験の1コマを探究モジュールとして記録することから始めてみることをお勧めします。

ログインして参加しましょう
コメント 0

最初のコメントを残してみましょう。

同じテーマ · 教科別の活用
おすすめの記事