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授業設計

目標から逆算して組み立てる授業、逆向き設計でムダをそぎ落とす

活動から埋めていって目標を見失う授業を、ゴールを先に定めて逆順で設計し、ムダをそぎ落とす方法を整理します。

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授業を準備していると、まず面白そうな活動に手が伸びます。動画を一本入れ、グループ活動を一つ足し、ワークシートまで作っていると、1コマはあっという間に埋まります。ところが授業が終わってみると、「では今日、生徒は何ができるようになったのだろう」という問いの前で言葉に詰まります。活動はぎっしり詰まっているのにゴールがぼやけた授業は、たいてい目標ではなく活動から設計を始めてしまったために生まれます。

活動から埋める設計が見落とすもの

逆向き設計は順序をひっくり返します。何をするかではなく、何ができるようにするかを先に決めます。活動中心の設計がよく見落とす点は三つあります。

  • 目標の消失: 活動そのものが目的になってしまうと、到達基準(韓国の教育課程が定める学習到達目標)は授業計画書の一番上を飾るだけになり、実際の流れとかみ合わなくなります。
  • 評価の後回し: 活動をすべて組んでから評価を考えるので、目標と無関係な問題で見当違いのものを測ることになります。
  • ムダの蓄積: ゴールという基準がなければ「あったらいい」程度の活動を削る根拠がなく、1コマがどんどん重くなっていきます。

順序を変えると、この三つが片づきます。まず到達基準からゴールを定め、そのゴールを確かめる評価を設計し、最後にそこへ連れて行く活動を埋めます。

よい授業とは活動を足していく仕事ではなく、ゴールから逆向きに歩いて戻りながら、不要なものを削り落としていく仕事です。

目標・評価・活動を一つの流れに収める方法

この逆順の設計をツールの上でそのまま形にしやすいのが、Nallijaku の Flipsson です。インストール不要でブラウザからすぐ使えるモジュール型プラットフォームで、ブロックエディタが約10種類のブロックをドラッグで組み立てられるようにしてくれます。モジュールの最初のブロックにはコールアウトでゴール(到達基準)を書いておき、その下にその目標を確かめる課題ブロックを先に配置してみてください。短答課題で中心概念を確認するのか、記述課題で説明を求めるのか、ファイル提出で成果物を受け取るのかを、目標に合わせて選びます。課題ブロックは文字数制限、必須回答の有無、許可するファイル形式をクリックで決められるので、評価の条件を目標に合わせて絞り込めます。

評価ブロックを先に立てておくと、その間を埋める活動ブロックが自然にふるいにかけられます。本文・画像・YouTubeブロックで概念を入力しながら、ゴールに届かないブロックは思い切って外すという判断がしやすくなります。目標と評価が画面の上に一緒に見えているので、ムダが目に見えて浮かび上がるからです。

一度うまく組んだモジュールはライブラリに保存して、次の学期や別のクラスで取り出して使います。ゴールと評価の骨組みはそのままに、活動ブロックだけをクラスの実態に合わせて差し替えれば、毎回一から作り直さなくても検証済みの設計を再利用できます。目標から出発した流れがそのまま保存されるので、再利用するときも「この活動はどのゴールのためのものか」がぼやけません。

まずは1コマから

逆向き設計は大げさな理論ではなく、順序を変える習慣です。ゴールを先にコールアウトへ書き、それを確かめる課題を立て、最後に活動を埋めれば、ムダはひとりでに落ちていきます。Flipsson はクレジットカード登録なしで始められ、クラス10個まで無料なので、負担なく一つのモジュールを逆順で組んでみることができます。次の授業の1コマから、目標から逆算して設計してみることをおすすめします。

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