授業コンテンツ
動画と活動がばらばらな授業を、一つの流れにつなぐコンテンツ設計
YouTube動画と学習活動が切り離されて集中が途切れる問題を、資料と活動を一つにつないで解く方法を扱います。
よい教育動画を探して授業に使うことは、もう珍しくありません。ところが動画を見せ終えると、決まって同じ場面が広がります。生徒たちは動画のタブから学習プリントのタブへ、また検索窓へとあちこち移動するうちに、集中を手放してしまいます。見ることとやることが別の画面に散らばっていると、学びのつながりはそのすき間で切れてしまいます。動画で見た概念をそのまま活動へ移せなければ、動画はただ一時の見物で終わります。
見ることとやることの間の隔たり
動画を使った授業が空回りする理由は、たいてい構造にあります。
- 物理的な分離: 動画はYouTubeに、問いは学習プリントに、話し合いはまた別のアプリにあります。画面を移る間に、思考の脈が途切れます。
- 受け身の視聴: ただ流すだけでは、生徒は聞き流します。動画の途中で止めて考えさせる仕掛けがなければ、視聴は休憩になります。
- 即時性の欠如: 動画を見た直後の新鮮な印象が、活動まで届かずに冷めてしまいます。
原則は動画と活動を一つの画面、一つの流れに置くことです。動画を見たまさにその場で問いに答え、その答えを友達と分かち合う動線が、途切れないようにしなければなりません。
Flipssonで見ることとやることをつなぐ
Flipssonは、インストール不要でブラウザからそのまま使えるモジュール型の授業プラットフォームです。動画と活動を一つのモジュールにつなぐ流れをたどってみます。
- YouTubeブロックと課題ブロックを交互に配置: ブロックエディタでYouTubeブロックに動画を埋め込み、そのすぐ下に短答の課題ブロックで「今見た場面で中心となる原理は何ですか」を置きます。また動画ブロック、また問いのブロックとつないでいけば、動画が短い区間に分かれ、能動的な視聴の仕掛けになります。生徒は同じ画面を離れずに、見て答えます。
- コールアウトブロックで視線をつかむ: 見落としやすい概念はコールアウトブロックで強調し、動画の前後に置きます。何に注目しながら見るのかが、あらかじめ定まります。
- ライブ授業と画面同期で呼吸を合わせる: ライブ授業を開始すると、画面同期で生徒の画面が教員の進度に合わせて移動します。動画の区間をみんなで見たあと同時に問いへ進むので、クラス全体の呼吸がずれません。
- 意見ボードで見たものを分かち合う: 動画が投げかけた考えどころは意見ボードへ移します。カードは4秒ごとに自動で同期され、友達の答えがリアルタイムで浮かび上がり、「いいね」やコメントで互いの解釈に反応します。見たものが、そのまま話し合いになります。
- AIチューターで動画の中の概念を問い直す: 動画で見落とした部分があればAIチューターに尋ねます。このチューターはインターネットではなく、今学んでいるモジュールを根拠に答えるので、動画とかけ離れた見当違いの説明が割り込みません。
動画は授業の終わりではなく始まりです。見た直後に何をさせるかが、動画の値打ちを決めます。
動画一本で試してみる
次の授業で使う動画を一本選び、FlipssonでYouTubeブロックと問いのブロックを交互につないだモジュールを作ってみてください。生徒が動画の中で立ち止まって考え、その場で答えを分かち合う流れを一度見れば、違いははっきりします。カード登録なしで始められ、クラス10個まで中心機能がすべて無料です。見ることとやることが一つの流れでつながったとき、動画はようやく学習になります。
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