学ばせたいなら作らせよ、生徒がコンテンツを作る授業
書き写すだけだった授業を、生徒が自ら資料を作りながら学ぶ活動に変える方法を、ブロックとボードでまとめました。
同じ概念を三度説明しても、答案にはまた空欄が残ります。ところが、その概念で生徒に自らカードニュースを一枚、短いクイズを一つ作らせてみると、話が変わってきます。作るには自分で理解しなければならず、人に説明するには自分の言葉で組み立て直さなければならないからです。聞いているだけでは流れていった内容が、作った瞬間に手になじみます。 問題は、生徒が何かを作り、互いに分かち合える場が教室にあまり用意されていないという点です。
書き写すだけでは残らない理由
伝達中心の授業が長く残らないのには、はっきりした理由があります。
- 受動的な入力の限界: 説明を聞いてノートを取っている間、生徒の頭はおおむね静かなままです。情報を受け取っておくだけで、それを自分のものとして組み立て直す作業が起こりません。
- 説明する機会の不在: 学んだことを人に説明するとき、はじめて理解の隙間が姿を現します。作って発表する場がなければ、その隙間はテストまで隠れたままです。
- 成果物の分散: 生徒が作った資料がそれぞれの端末の中に散らばると、一緒に見ることができません。互いの作品から学ぶという最も大きな効果を逃してしまいます。
「学ばせたいなら作らせよ」という言葉は、活動を増やせという意味ではなく、学びの主体を生徒へ移せという意味です。作る人がいちばん多く学びます。
最も深い学びは、よく整理された資料を受け取るときではなく、たどたどしくても自分の手で何かを作り出すときに起こります。
Flipssonで生徒が作る授業を開く
Flipssonは、生徒が作る活動をそのまま受け止めます。ブロックエディタは先生だけの道具ではありません。生徒も、見出しと本文、コールアウト、画像、YouTube埋め込みのブロックをドラッグして、自分だけの資料を一枚組み立てられます。学んだ概念で説明カードを作らせたり、短答・記述の課題ブロックで自らクイズを出題させたりすると、生徒は学んだことを消費する側から、作り出す側へと移っていきます。
完成した成果物は、意見・チームボードにカードとして投稿します。写真やファイルを添付できるので、ポスターでも発表資料でも一緒に並び、およそ4秒ですべての画面に広がって、クラス全体が互いの作品を一目で見られます。いいねとコメントで感想やアドバイスをやり取りするので、作る活動がそのまま互いに学び合う活動になります。作っている途中でつまずいた生徒はAIチューターに尋ねられますが、チューターはいま扱っているモジュールを根拠に答え、出典を示してくれるので、方向を見失わずに済みます。チーム活動なら、ライブ授業に参加コードで全員が入って一緒に作り、提出物はリアルタイム提出カードにそのまま集まります。生徒たちが作った良い資料はライブラリに保存して、次の学期に別のクラスの見本として取り出して使えます。
要点整理
授業が長く残らないのは生徒が怠けているからではなく、作って説明する場を用意しなかったからです。ブロックエディタで生徒に自ら資料を組み立てさせ、ボードで互いの作品を分かち合い、モジュールを根拠とするAIチューターでつまずきを解けば、授業の主導権は生徒へと移っていきます。Flipssonはクレジットカード登録なしで始められ、クラス10個まで無料なので負担がありません。次の1コマから、生徒が作る活動で授業を開いてみてください。

最初のコメントを残してみましょう。