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授業設計

反転授業とPBL、流れが途切れない授業を設計する方法

動画の視聴、討論、成果物の制作がばらばらになりがちな反転授業の弱点を、一つの流れにつなぐ設計法を整理します。

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反転授業を試した先生が共通してぶつかる壁があります。家で動画を見てくるように言っても実際に見てきた生徒は半分だけで、教室で活動をさせようとすれば、動画のリンクはYouTubeに、活動プリントはオンライン文書に、討論はまた別のアプリに散らばっていて、毎コマ、ツールのあいだをさまようことになります。PBLも事情は似ています。グループが資料を集めて成果物をつくるあいだ、過程が複数のツールに切り分けられてしまい、先生はだれがどこまで進んだのかを一目で把握しにくくなります。設計の問題である以前に、流れが途切れてしまうツール環境の問題であることが少なくありません。

流れを先に描き、そこに活動を入れる

よい授業設計とは、活動を並べることではなく学びがつながっていく道筋を一本に描く仕事です。反転授業であれPBLであれ、まずは次の順序を押さえてください。

  1. 事前のインプット: 概念にあらかじめ触れます。動画や読み物の資料がここに入ります。
  2. 確認と点検: 生徒が本当に理解できたかを短く確認し、先生はどこでつまずいたのかを把握します。
  3. 応用と協働: 教室で討論したり成果物をつくったりします。人が一緒でなければうまくいかないことをここに置きます。
  4. 整理と復習: 学んだことを自分の言葉で結び直します。

この四つの段階が一つの流れとしてつながってこそ、生徒はついてきます。段階と段階をつなぐ橋が弱ければ、反転授業はただ宿題が増えただけの授業になってしまいます。

ブロックで流れを組み立てる設計

この流れをツールの上で実際に形にするとき役立つのが、NallijakuのFlipssonのようなモジュール型プラットフォームです。Flipssonのブロックエディタは、約10種類のブロックをドラッグして一つの画面で授業を組み立てられるようにしてくれます。反転授業であれば「動画ブロック → 自己確認ブロック → 討論ボードブロック → 整理ブロック」の順にドラッグして置けば、事前のインプットから整理までが一つのモジュールの中で途切れずにつながります。生徒はリンクを渡り歩く必要がなく、一本の流れをたどって下りていくだけで済みます。

PBLの設計にも同じ発想が通用します。プロジェクトの段階をブロックとして配置し、グループが資料を集めて意見を交わす場には意見・チームボードブロックを入れます。ボードは4秒ごとに同期され、いいね・コメント・ファイル添付ができるので、協働ツールを散らばらせなくてもグループの過程が一か所に積み上がります。先生は生徒ダッシュボードで、だれがどこまで来ているかを流れごと見ることができます。

ツールが流れを管理してくれるぶん、先生は「何を学ばせるか」という設計の本質により集中できます。

一度うまく組んだ流れはライブラリにモジュールとして保存しておき、次のクラス、次の学期にまた取り出して組み立てます。反転授業の1コマを丸ごと再利用しながら、クラスのレベルに合わせて練習ブロックだけを差し替えるといった個別化も可能です。

まとめ

反転授業やPBLが揺らぐのは、設計が足りないからというより流れが複数のツールで途切れてしまうからである場合が多いのです。事前のインプット・確認・応用・整理という道筋をまず描き、ブロックエディタでその道筋を一つのモジュールの中に組み立てれば、生徒も先生も流れを見失いません。Flipssonはインストール不要でウェブからすぐに使え、クラス10個まで無料なので、反転授業の1コマをブロックで組んでみるところから始めるのに負担がありません。よくできた流れが一つライブラリに積み上がった瞬間から、次の授業設計は一から建てることではなく、選んで組み立てることになります。

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