10個のタブで進めていた授業を、一つの流れにまとめる
複数のツールを行き来するせいで失われていく時間を、作る・授業する・確認するを一つのプラットフォームにまとめてなくす方法を整理しました。
授業を始めようとノートパソコンを開くと、ブラウザにはタブが10個ほど並んでいます。資料を作った文書ソフト、動画を一本貼っておいた配信サイト、アンケートを集めるフォーム、グループ活動用の付箋サービス、課題を集めるメッセンジャー、出欠を記録する表計算ソフトが、それぞれ別のウィンドウで開いています。1コマの授業を進める間にこれらのウィンドウを5〜6回行き来していると、肝心の生徒を見る時間よりも、画面を切り替える時間のほうが長くなってしまいます。授業が散らばっているのではなく、授業を入れておくツールが散らばっていることが問題なのです。
タブが増えるほど授業が途切れる理由
先生が怠けているからではなく、ツールごとに役割が分断されているために生じる疲れです。原因を分解してみると、次の三つに集約されます。
- 文脈切り替えのコスト: ウィンドウを変えるたびに、ログイン、画面探し、生徒への案内が繰り返されます。短い切り替えが積み重なって、授業のリズムを断ち切ります。
- 資料の分散: 説明資料は文書に、動画はリンクで、課題はメッセンジャーにと散らばっているため、次の学期に同じ授業をもう一度やろうとすると、断片を一から集め直すことになります。
- 生徒の二重負担: 生徒も毎回「今日はどこに入ればいいですか」とまず尋ねます。ツールが多いほど、活動よりも接続に時間を使うことになります。
良い授業ツールとは機能が多いツールではなく、作る・授業する・確認するという流れが途切れずにつながっていくツールです。
ばらばらの作業を一つの流れに
この問題に正面から取り組んだのがFlipssonです。インストール不要でウェブブラウザからすぐに開けるモジュール型の授業プラットフォームで、準備から進行、復習までが一つの画面でつながります。
まずブロックエディタで授業一枚を組み立てます。タイトルと本文、コールアウト、画像、YouTube埋め込み、短答・記述課題、ファイル提出まで約10種類のブロックをドラッグで積み上げれば、これまで三つも四つものツールに分けて入れていた内容が一つの画面の中に整理されます。動画をわざわざリンクで貼る必要はなく、YouTubeブロックでそのまま載せ、その下に課題ブロックを付けて確認の問いまで一つの流れに入れられます。完成したモジュールはライブラリに保存され、次の学期にも、別のクラスでもそのまま取り出して使えます。
授業中はライブ授業を立ち上げ、生徒は参加コードを入力するだけで入ってきます。先生の画面と同期されるので全員が同じところを見ていて、生徒が出した答えや成果物はリアルタイム提出カードとして一つの画面に集まります。グループ活動は意見・チームボードで受け取り、個別の質問はチャットとDMで流れを止めずに処理します。授業が終われば同じモジュールがそのまま復習教材になり、ダッシュボードで参加と提出の状況を一目で整理して次のコマにつなげます。10個のタブがやっていたことが、一つの流れにまとまります。
まずは1コマから
最初からすべてのツールを入れ替える必要はありません。いちばん頻繁に行う1コマを選んで、資料と動画と課題をFlipssonのブロック一枚にまとめてみてください。クレジットカード登録なしで始められ、クラス10個まで無料で主要な機能をすべて使えるので、一つのクラスで気軽に試してみるのに負担がありません。タブの間を行き来していた手を止めて、まず1コマから一つの流れにまとめて始めてみてください。

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