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未来の教室

先生が話す量を減らすほど学びは深まる、生徒の主体性を活かす教室設計

放任と主体性は違います。生徒が自ら学べるように足場を用意する教室を、どう設計すればよいのかをまとめました。

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先生が40分をびっしり使って説明し終えると達成感はありますが、生徒はその間ずっと書き写しているだけ、ということがあります。逆に「あとは自分でやってみて」と手を離すと、方向を見失った何人かはそこで止まってしまいます。生徒の主体性(エージェンシー)が時代のキーワードになりましたが、現場ではこの二つの間で迷いやすいものです。主体性とは、先生が手を離す「放任」ではなく、生徒が自分の足で歩けるように道と道しるべを用意する「設計」です。話す量は減らしつつ、設計はより緻密にすること。それが主体性を活かす教室の逆説です。

主体性が育つ三つの条件

生徒が学びの主人公になるためには、少なくとも次の三つが揃っている必要があります。

  • 選ぶ余地: 何を、どの順番で、どの深さまで取り組むのかを自分で選べる余地が必要です。
  • 自分を映す鏡: 自分がどこまで理解できているかをその場で確認できてこそ、次の一歩を決められます。
  • つまずいたときの支え: 毎回先生を呼ばなくても自分で助けを求められる通路があってこそ、生徒は止まらずに進めます。

主体性は手を離すことではなく、自分の足で歩けるように道と道しるべを用意することです。足場が細やかであるほど、生徒は一人でより遠くまで進みます。

Flipssonで主体性の足場を敷く

Nallijakuのモジュール型授業プラットフォーム Flipsson は、生徒が自分のペースで動ける構造を基本にしています。インストールなしでウェブからすぐに使え、先生が前で引っ張らなくても生徒が自分で進んでいける道を用意します。

まず、ブロックエディタでつくったモジュールは、生徒が自分のペースで1ブロックずつ進みながら学ぶ経路になります。さらにライブラリに基礎モジュールと発展モジュールを並べて用意しておけば、生徒は自分のレベルに合った経路を自分で選べます。行き詰まったときは、いちいち手を挙げなくてもAIチューターに尋ねます。このチューターはインターネットではなく、いま学んでいるモジュールを根拠に答え、出典を示すので、生徒は先生を待たずに自分で手がかりを見つけられ、先生は本当に手助けが必要な生徒に集中できます。

自分で点検するための鏡になるのがリアルタイム提出カードです。生徒が答えを出すとその場でカードとして浮かび上がるので、自分の理解度をすぐに確かめ、次の一歩を決められます。教室の声が先生から生徒へ移る場になるのが意見・チームボードです。生徒が自分の考えをカードで投稿すると約4秒で全員の画面に広がり、互いのカードにいいねやコメントで反応します。先生が正解を教える代わりに、生徒同士が互いの考えに反応しながら学びを前へ進めていきます。先生はダッシュボードで一人ひとりの進み具合を見守り、介入する場面と待つ場面を見分けます。

まずは一つの活動から

主体性は宣言ではなく設計から生まれます。次の1コマの授業では先生の説明を少し減らし、その代わりに生徒が自分で選び、自分で確かめられるブロックモジュールを一つ置いてみてください。Flipssonはクレジットカード登録なしで始められ、クラス10個まで無料なので、一つの活動から気軽に試すのに向いています。先生が一歩下がり、その場所に足場を置いた瞬間、生徒は思っていたよりずっと遠くまで自分の力で歩いていきます。

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